土地探しをするときに、気になるのは坪単価ですよね。
坪単価が1万円高くなるだけで、
トータル金額はドーンと変わります。
坪単価は、土地の立地、整備の具合、
人気度など様々な条件から設定されます。
場所が良い割に安い土地だと思ったら、
家が建てられない場所だったとか、
傾斜地の土地を購入したために、
擁壁などで多額な工事費用が掛かったとか・・・。
以前の話ですが、
工事着工し、基礎工事のため土地を掘削し始めた途端、
産業廃棄物が出てきました。
掘っても掘っても産廃です。
市役所に問い合わせたところ、
昭和40年代に土地の高低差を、
産業廃棄物を生めて、盛り土することで、
平坦な畑や宅地にしていた場所があることが分かりました。
(市役所に明確な場所の資料あり)
市役所は、地主の合意によって無償で行った工事なので、
責任は売主だと言っていました。
結局、施主が負担して産廃処理及び、地盤造成を行いました。
建物を建てるだけでも大変なことなのに、
想定外の出費に施主の気持ちを思うと
いたたまれない気持ちでした。
新たに土地から購入される場合は、是非その土地について、
出来るだけ細かく調べてみて下さい。
不動産屋さんだけではなく、近所の方とか、
古くから住んでいる方に聞くのも良いと思います。
人間が誕生するよりもはるか昔よりある地球上の土地
(埋立地以外)なら、何かしらの歴史があると思います。
少なくとも、十数年単位の情報は解ると思います。
次に、敷地の周囲を見回し、道路の舗装にヒビがあるとか、
沈下があるか調べてみて下さい。
軟弱地盤であったり、
産業廃棄物が埋め立てられていたりする事があります。
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